新建築7月号に寄稿しました。八王子市夢美術館で開催されていた「坂本一成住宅めぐり」についてのレビューです。
処女作である『散田の家(1969)』を、坂本さん直々の説明を受けながら見学させていただいたので、この住宅についても少し触れています。展覧会評という枠組みがあったため詳細な作品評にはなりませんでしたが、改めて坂本さんの建築について考えるよい契機になりました。是非ご笑覧くださいませ。
Ken Takahashi Architects
立石遼太郎氏による「荻窪の連峰」のレビューが、オーム社特設サイトで公開されています。
内覧会時、「長い間天井を見続けて、やっと理解できました…」と彼が言っていたのが印象的で、今回レビューをお願いすることになりました。ものそのものへと向かう深い読み込みと、それらが織りなす空間の把握。独自の見立ての内に拮抗する具象と抽象について書かれたスリリングな展開の論考だと思います。淡々と撮っているようで勘所を外さない、流石の阿野太一さんの写真と共に御高覧ください。
3月24日(土)、大阪は十三でレクチャーさせていただくことになりました。まだ何を話すかは決めていませんが、只の作品紹介だけにはしないつもりです。
ご希望の方は <kuyama@kenchikukahudosan.com> 久山氏までご連絡の程お願い致します。
新建築社 ja 107号 特集 Space in Detail「ディテールの思考と挑戦」に『のりたまハウス』が掲載されています。『ディテールの系譜』というエッセイも寄稿しました。是非御笑読くださいませ。
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