House in Himemiya/姫宮の住宅

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「姫宮の住宅」は、田園風景の中に建つ平屋建て住宅です。外見は只の箱のように見えるかもしれません。

周囲に広がる大らかな風景に、強い「かたち」や「デザイン」は似合わないような気がしたのです。

四隅を壁で固めた長方形の各辺には、大きな開口部があります。
内部は構造体が露わになった、あっけらかんとした空間が広がっていて、各面に開いた大きな開口部から、広い庭の緑だけが見えます。
3.36メートルある天井には、大きな屋根を支える梁が張り巡らされており、そこに開けられたトップライトから落ちる光が、この空間にリズムを与えてくれます。

一見するとワンルームの大きな箱ですが、都心では望めない豊かな外部環境を取り込む開口と、張り巡らされた巨大な梁によって、単純でありながら、得も言われぬ豊かさを持った空間が生まれることを望みました。

 

1件のコメント »

  1. […] 解説もあり、実務者の方も楽しめます。後半の事例集のなかで、以前EOS plusにお願いした姫宮の住宅を取りあげていただいていただいております。あまり表に出ることのない、照明計画・ […]

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手嶋保氏との対談@LIXIL eye

‪LIXIL eye No.19に手嶋保さんとの対談が掲載されています。設計した住宅を互いに訪問して対話を重ねる「住宅クロスレビュー」というコーナー。手嶋さん設計の「井の頭の家」と、私が設計した「姫宮の住宅」を別日に訪れて対談。いつもの茶飲み話かと思いきや、話題は意外に真面目な建築論へと…。写真も含めると10ページの分量です。数ヶ月後にリクシルのwebsiteでも配信されると思いますが、‬ 両住宅とも藤塚光政氏による撮り下ろしで写真が非常に美しいです。是非実際の誌面の方で御覧くださいませ。

邂逅、そして…

初めてロンシャンの礼拝堂を訪れたときのことを、8年ぐらい前にもさらっと書いていたのを思いだしました。「邂逅、そして」 ▶

とても短いエッセイなので、こちらも是非!

OMソーラーのこのシリーズ、知らない間にずいぶんと多くの建築家の方が書き連ねているようです。何気に大御所ばかりとなっていて気が引けます…

「建築と私」 ▶

PRISMIC『建築事務所探訪』掲載

PRISMICの『建築事務所探訪』に、先日受けたインタビュー記事が掲載されています。いかに建築を目指したのか、卒業から事務所立ち上げまでの概観です。是非ご笑覧くださいませ。

立石遼太郎氏による『荻窪の連峰』Review

立石遼太郎氏による「荻窪の連峰」のレビューが、オーム社特設サイトで公開されています。

内覧会時、「長い間天井を見続けて、やっと理解できました…」と彼が言っていたのが印象的で、今回レビューをお願いすることになりました。ものそのものへと向かう深い読み込みと、それらが織りなす空間の把握。独自の見立ての内に拮抗する具象と抽象について書かれたスリリングな展開の論考だと思います。淡々と撮っているようで勘所を外さない、流石の阿野太一さんの写真と共に御高覧ください。

Lecture @ Kyoto University of Art and Design

Being Amateur !

高解像度のチラシ(PDF)はこちら ▶︎ 

11月24日(土)に京都造形芸術大学(京都市左京区)でレクチャーをさせて頂きます。