BRASS CLINIC @ 医療福祉建築

医療福祉建築4月号にBRASS CLINICが掲載されています。

この雑誌は医療建築を扱うコアな雑誌で、そこに掲載していただいたことをうれしく思います。受付カウンターや診察机、ドアノブなどの環境表面に真鍮板を使用した、世界初の抗菌クリニックとして注目していただいたBRASS CLINIC(内科診療所)ですが、北里大学医学部の笹原武志先生にお願いして、徹底的な細菌検査をしていただきました。その結果、クリニックを使用中の状態で100倍以上の有意な差があることが検証されました。真鍮板は加工が難しいため、事前に詳細な納まりを検討した設計を行う必要があります。こうした真鍮板を使ったノウハウやアイディアを含め、クリニックや病院建築の抗菌化に使える実際的なアイディアをいくつも持っています。クリニックの新設/改築をお考えの方がいらっしゃいましたら、是非お気軽にお声掛けください。

※BRASS CLINICは新建築2010年3月号にも詳細が掲載されています

 

上海万博

チリ館に呼ばれ、上海万博に行ってきました。

殺菌作用を持つ真鍮(BRASS)をあらゆる環境表面に使用した世界初の抗菌クリニック「BLASS CLINIC」が、医療施設における銅および銅合金の普及に重要な役割を果たすとのことで、銅の殺菌作用を研究されている北里大学の笹原先生と共にレクチャーしてきました。

チリは世界最大の銅の産出国で、CODELCOという巨大な国営企業があるのですが、要はそこが銅を売りたいということなんですね。
一日目は主に中国の医療関係者に対するプレゼンで、二日目は主に建築関係者を対象とする講演と、二日に渡るプレゼンテーションとその後のパーティーをこなし、少々疲れました。
体よく銅の販売促進に利用された感は否めませんが(笑)、多くの方との新しいネットワークも出来たことなのでまあよしとしましょう。

写真中央がCODELCO 副社長カルメンさん。大企業の重役にもかかわらず(いやそれだからこそ?)、我々以上にきめ細やかな配慮の出来る方でびっくりしました。

中国パヴィリオンの確か雲南省のコーナーにて♡

BRASS CLINIC 掲載

雑居ビルの一角を内科診療所にコンバージョンした「BRASS CLINIC」というプロジェクトが、新建築3月号に掲載されました。

上の写真は阿野太一さんによる撮影です。

銅および真鍮などの銅合金には高い殺菌性能があることを聞き及び、ドアハンドルや家具の取っ手などの金物類、診察机や受付台といった環境表面を全て真鍮で製作しました。

院内感染の主な原因であるMRSAや、新型インフルエンザウィルスH1N1も、付着後数時間以内にほとんど死滅するとのことです。

その結果、一応、世界初の「抗菌クリニック」になった模様です・・・。日経CNBCなどからも取材がありましたが、番組を御覧になった方はいらっしゃいますでしょうか?

「BRASS CLINIC」については、松田達さんがARTSCAPEにレビューを書いてくれています。

真鍮面は当初鏡面状態で非常にドキドキしましたが、所員と二人で三日三晩泣きながらサンダー処理を施し、ようやくマットな質感にすることができました。危うく、「きんいろのミラーハウス」になるところでした。

最近、一つのプロジェクトが完成した際に、そのプロジェクトを最もよく表象するようなドローイングを描くことにしているのですが、今回はアクソノメトリック・セクションとでもいうべき図面を描いてみました。

個人的にはありそうでなかった図面だと思っているのですが、いかがでしたでしょうか?